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福井県おおい町の小学校です。 日々の様子をお伝えします。

2010年3月19日金曜日

卒業式

    3月18日(木) に第63回卒業式が行われました。
  43名の卒業生は,校長先生から手渡された卒業証書を堂々とした態度で受け取り,今までお世話になった地域の方や保護者・先生への感謝の気持ちを別れの言葉に表していました。
  卒業生を送る花道では,在校生との別れを惜しみながら,43名の卒業生が巣立って行きました。
  中学校での活躍をみんなで祈っています。
  

2010年3月1日月曜日

弥生(やよい)三月

 おおいの町のあちらこちらの梅林で,白い可憐な花が満開です。日差しも日々に明るさを増してきて,春の息吹が感じられる今日この頃です。


 3月は進級と進学という次のステップへのジャンプをするための準備の月です。とりわけ6年生は,小学校を卒業して中学生になるという特別なジャンプが待っています。バネは,一度縮まないと,大きく飛躍することはできません。6年生は今,バネを縮ませ,次に大きく伸びる特別なジャンプのため,精一杯の力を蓄えてほしいと思います。これまでの6年間の小学校生活を振り返り,自らを飛躍させる力を,そして,いい思い出を残すための精一杯の力を蓄えてほしいのです。1年生から5年生までは次の学年に進級する準備の時期になります。これまで習った学習内容がきちんと身についているか,生活面の目標は守れたかなどを今一度振り返り,進級に向けての心構えを持ってほしいと思います。中でも5年生に期待したいのです。3月,スポットライトが当たるのは6年生ですが,でも,それを支える陰の力となるのは5年生です。今,委員会活動は5年生に引き継ぎがれています。6年生が主役の卒業式ですが,5年生が練習や準備にも一生懸命取り組んでいきます。これらを通していろいろなことを感じ,また,本郷小学校の最上級生となる「心や姿」を学んでいって欲しいと願っています。

 ところで,先の学校評価のアンケートでは,保護者の皆さんにはお世話になりました。その中の一つで,「子どもにつけさせたい力」を問うと,その一番は「学力」18%でした。この期待に私たち教師は応えなければいけません。魅力ある授業,子どもが楽しいと感じる授業に取り組んでいるか,いつも考えながら授業を進めていかなければいけません。また,学力がつくためには,子どもが「学校が楽しい」と感じていることが基本になければなりません。楽しくない学校や,いじめのある学校では,勉強どころではないのです。でも,97%の保護者の皆さんが,「わが子は,学校生活が楽しいと感じている」ことも分かりました。ありがたいことです。


 次につけさせたい力は「思いやりの心」15%,「挨拶・礼儀」12%,「感謝する心」11%と続きます。保護者の皆さんは「心の面」でも大きく期待されていることが分かりました。本郷小学校ではさらに思いやりや道徳など「心の教育」にもなお一層力を入れていきたいと思います。
学校評価の詳しいことは,後日,お知らせしたいと思いますので,よろしくお願いします。

 さて,弥生(やよい)三月。学校便りも最終号となりました。地域の方で「学校便り,読んでいますよ」と声をかけてくださる方がおられます。ありがたいことです。先日は,地域の方から学校の雪景色を描いた絵手紙をいただきました。とても素敵な構図と綺麗な色彩で描いてあり,懐かしい歌詞が添えてありました。とても感激しましたので紹介したいと思います。
 今年度,「地域に信頼される学校」を目指して,微力ながら努力してまいりました。保護者の皆さん,地域の皆さん,何かにつけて温かいご理解,惜しみないご協力をいただき,学校を支えていただきましたことに心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。