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福井県おおい町の小学校です。 日々の様子をお伝えします。

2011年6月2日木曜日

緑が眩しい季節に

緑が眩しい季節になりました。校舎の周りの草木が緑を帯びて逞しく伸びていく姿は私たちに元気を与えてくれます。草木の成長にとって欠かせないのは雨の日であり,晴れの日です。晴雨双方が適度に繰り返されることより,幹や枝は逞しく育っていきます。雨の日ばかりでは根が腐ってしまいますし,晴れの日ばかりでも枯れてしまいます。

 児童の成長にとってもこれと同様に優しさと厳しさが必要です。児童は優しさだけでは甘えや我が儘が出て逞しく育ちませんし,厳しさだけでは気持ちが荒んだり萎縮したりして豊かな心は育ちません。児童の様子をしっかりと見守り,場に応じて温かさと厳しさを使い分け,児童に接していくことがとても大切ですね。
 ところで,一昨日は思わぬ強風と強雨で臨時休業になりました。その翌朝,学級園で栽培している野菜がどうなったかを心配したある学級の児童たちが学級園に集まりました。ある男子児童が「キュウリが無事で良かったね!」と思わず嬉しそうに声を出すと,周りの児童もほっとした様子でした。キュウリだけでなく,ミニトマト,カボチャ,インゲンなども風雨に負けず元気に育っています。


PTA奉仕作業,お世話になりました

 先週土曜日には,お忙しい中,資源回収やプール掃除,またグラウンドや校舎の周囲,通学路の除草作業等々を多くの皆さんに行っていただき,ありがとうございました。作業終了近くになって小雨が降り出しましたが,ほぼ予定通り作業を終えることができ,とても有り難く思っています。皆さんの御理解と御協力により,児童はきれいになったプールで水泳学習ができる日をとても楽しみにしておりますし,グラウンドで気持ちよく体育の学習や遊びができることを喜んでいます。御協力いただきました多くの皆さんに心から厚くお礼申し上げます。


あいさつがしっかりできる子になってほしい

 あいさつは人と人を結び付け,社会の潤滑油になる不思議な力を持っています。あいさつがしっかりできる人は周囲から信頼を得やすいですし,逆にあいさつができない人は社会で通用しません。本校の児童にはあいさつの習慣をしっかりと身につけさせたいと願い,取り組みを進めています。朝,輝いた表情で元気よくあいさつをしてくれる児童を見ると,思わず嬉しくなります。

 福井新聞の「越山若水」(H23/4/9付)によりますと,あいさつができる子になってほしいと願うのは,我が国だけに限らず万国共通のようです。欧米の家庭では三つの言葉と一つの行為を「四つの潤滑油」と称して赤ん坊の頃から徹底して教えると言います。「プリーズ」「サンキュー」「エクスキューズミー」,そして「スマイル」がそれです。我が国でも幼い頃から,このような躾がとても大切だと考えています。是非,御家庭でも御理解と御協力をお願いします。