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福井県おおい町の小学校です。 日々の様子をお伝えします。

2012年2月2日木曜日

厳冬のなかで

辺り一面が雪化粧をしています。冬らしい景色で結構だと言えばそれまでですが,寒さが肌身に凍みます。3日は節分,4日は立春とは言うものの,本格的な春の訪れはまだまだという感じです。


 現在,児童は今月10日(金)に予定しています校内縄跳び大会に向けて,体育の時間や休み時間に一生懸命練習をしています。狭い場所でも手軽にでき,運動量も多く,敏捷性やリズム感を養ううえで冬季に適した運動が縄跳びだと思います。頑張って自分の定めた縄跳びの目標を達成してほしいと思います。窓外に目をやると,雪合戦をする児童や雪だるまづくりに熱中する児童,積雪のある校庭でサッカーに興じる児童等々,どの児童も元気いっぱい,笑顔いっぱいです。児童の元気良さに圧倒されてしまいそうです。

さて,1月下旬から県内でもインフルエンザ罹患者が増加し,学級閉鎖等の対応を余儀なくされる学校も出てきました。児童には手洗い,うがい等をしっかりして健康管理をするよう指導していますが,御家庭でも十分御配慮くださいますようお願いします。

 

学校給食週間に ~感謝の気持ちを育もう~

 先月24日(火)から30日(月)までは全国学校給食週間でした。学校給食の意義や役割について児童生徒や教職員,保護者,地域住民の理解と関心を深めるために,この1週間が設けられました。

 本校では,26日(木)に栄養教諭さんや給食センターの調理員さん,校務員さんと一緒に給食に関するクイズや冬の食材に関するビンゴゲームなどを楽しみました。ゲーム後は1年生から6年生までのそれぞれの代表が,栄養教諭さんや調理員さん,校務員さんに,“毎日おいしい給食をありがとうございます”という気持ちを込めて感謝状を贈りました。

今,食べ物の有り難さを知らない児童がとても多いように思います。三度三度の食事の際には当然のように目の前に食べ物が用意されますし,それをあたかも当然のことのように受け止めている感じがします。貧困や飢えを知らないからです。他の生き物の命を「いただく」ことによって生きているという事実を受け止め,食べ物に対する感謝の気持ちを児童に育むことはとても重要なことだと思います。



本年度のまとめの時期に

 三学期も残り2ヶ月を切っています。児童は4月から今日まで学習面・生活面ともに多くのことを学んできましたので,この時期はその集大成とも言える時期です。その意味で,1年間の中で最も望ましい学校生活を送ってほしいと期待しています。我々教職員は,児童が落ち着いた状態で気持ちよく卒業・進級できるよう頑張りたいと思います。

 その一つの取り組みとして,廊下や階段は走らず右側を歩くことを徹底します。児童は授業が終わると体育館等で遊びたいので,廊下や階段を平気で走りがちです。休み時間が終わると次の授業に間に合うようにこれまた廊下や階段を走りがちです。そうすると学校生活に落ち着きが失われますし,何よりも衝突の危険があります。また,廊下や階段を走っていて注意を受けた場合のルールとして,「ごめんなさい」とか,「(自分のことを気にかけてくれて)ありがとう」という一言を言えるようにしたいと思います。

小さな取り組みに思えるかもしれませんが,学校内の安全指導,基本的生活習慣の定着,「ありがとう」・「ごめんなさい」を言える指導,どれもがとても大切と考えています。