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福井県おおい町の小学校です。 日々の様子をお伝えします。

2013年4月9日火曜日

4月号

 御入学,御進級おめでとうございます


                                      校長 小原 美弥子

 桜の花びらの舞う中,34名のピカピカの1年生を迎え,全校児童222名で平成25年度をスタートしました。お子様方の御入学と御進級を心からお祝い申し上げます。おめでとうございます。

 今年度,御縁がありまして本校の校長として着任いたしました。数年ぶりの本郷小学校は,当時小さかった子どもたちがすっかり成長し,頼もしい5年生と6年生になっていました。入学式の前日には,6年生が会場準備を行ってくれていました。きびきびとした様子に子どもたちの成長を感じ,大変うれしく思いました。子どもたちにとって,温かく,のびのびと学習できる学校にしていきたいと教職員一同,誠心誠意取り組んでまいります。どうぞ,保護者や地域の皆様には,御理解と御協力をくださいますようお願いいたします。

 さて,今日は1学期の始業式を行いました。元気な子どもたちの声が校舎に響き,活気にみなぎっています。一人一人の子どもたちの成長が本当に楽しみでなりません。入学式もそうでしたが,子どもたちはしっかりと私の話を聞いてくれます。聞いているからこそ,質問に反応ができます。ボーッとしていたりおしゃべりしていたりすると反応ができません。

 人の話を聞くということは,学校生活の基本となります。これができると学習の力が付き,友だちとの関係もよくなります。『自分の気持ちが相手に伝わること』『相手の気持ちがわかること』それができると,互いに認め合い支えあうことができます。子どもたちだけでなく,保護者・教職員の信頼関係も大切にしながら取り組んでいきたいです。

 子どもたちに「学校は何をするところ」と尋ねると,「勉強するところ」「友だちと遊ぶところ」と答えるでしょう。勉強は自分のためにするもので,大人の期待に応えるためにするものではありません。また,友だちと遊ぶことは,社会性を身につける大切な活動です。社会性とは,人と人との関わりです。集団生活をする中では,人それぞれ性格や考え方の違いがあるのは当然です。ときには喧嘩やトラブルも起こります。もちろんトラブルは少ないに越したことはありませんが,トラブルが起こることより,どう解決したかが大事です。子どもたちが学校から帰るまでに仲直りや謝罪ができればいいと私は考えています。子どもは学校で,もまれながら知らないうちに逞しくなっていくものです。教職員一丸となって子どもたちの自立を助けていきたいと思っています。

 本年度の学校教育目標を「生きる力」を身につけ,生き生きと輝く児童の育成』とし,
 めざす児童像を
    ○かしこく(学ぶことを楽しく感じられる子)
    ○やさしく(自他を大切にする思いやりのある子)
    ○たくましく(根気強くやりぬくたくましい子)
としました。「知・徳・体」の三つの面でバランスのとれた人間として成長できるよう教育活動を充実させたいと考えています。

 一年間,どうぞよろしくお願いいたします。